ふーふー、忘れた

 昨日のご飯のとき、味噌汁が熱かったらしい。「あつっ!」と言うので、次に口に運ぶとき、「ふーふー、して」と言うと、お箸でつまんだ具を、ずいぶん離れてふいている。それでは冷めないわ。それも、箸でつまむ一回ごとに、「ふーふーして」と言わねばならない。
 今朝は、ご飯が熱かった。炊飯器からお茶碗によそうときに、熱いな、と思ったのだ。一口目をつまんだとき、「熱いよ、ふーふーして」と言うと、声で、ふーふー、言うだけで息が出ていない。ふーふー、できなくなってしまったね。「息ふきかけて冷ます」という意味がわからないの?