2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

柴栗を拾う

今日は土曜日、好天に恵まれ、稲刈りに行く予定だ。 ばあちゃんはななくさに行く気分で車を待っている。道路を横断し、栗拾いに誘った。ビニール袋を持たせ、目の前の栗を見せて「栗」と言うと通じない 。栗なんか忘れてしまった。昔は毎日、朝昼晩に拾って…

稲刈り

やっと稲刈りだ。ばあちゃんは畑に置いて行く。おとなしく、草引きに没頭してくれた。昼に田んぼから直行で畑に迎えに行った。まだ引いていた。ずいぶん綺麗になったやん。「ばあちゃん、昼ご飯。トラックに乗って」と言って助手席に乗せる。家に着くまで「…

虫おさえ

夕方になると機嫌が悪いのは、帰宅願望?よく聞く話だが、ばあちゃんの場合、それは無い。朝も昼も「行く」ばっかりで、夕方「帰ります」とは言わなかった。では何故?空腹?飴一つ、甘さ一つで幸せな気持ちが広がるのだそうな。虫おさえ。腹の虫?

「最終警告!たけしの本当は怖い 家庭の医学 3時間スペシャル」

9月19日(火)放送分である。ABC6ch 午後7時であった。 この番組はときどき見ている。病気のサインになるいろいろな症状を知っていると、受診しようという気になり、重大な事態を回避できるかな?ぐらいの気分。 今回は「今日からできるアルツハイマー病…

早速

午後、ケアマネさんから電話があった。そしてショートステイの担当スタッフと一緒に家に来てくださった。 結論から言うと、土・日もステイを使える。冠婚葬祭も旅行も行ける。 だったら、昨日の電話は何だったの? 電話で言うから説明不足になる。10月の家…

「なんで?」

晩ご飯の前。「ばあちゃん、ここはどこ?」「*@+>」何度、訊いても日本語が言えない。やっと「事務所」と言う。「どこの?」と訊くと「ななくさ」と言う。「何しに行くの?」と訊くと「ご飯、食べに」と言う。こんなにななくさが好きで、毎日、行きたい…

「土・日のショート利用はご遠慮ください」

今日の昼ごろ、ケアマネさんから電話があった。 「まことに申し訳ないのですが、11月から土・日のショートステイの利用はできなくなりました。ばあちゃんは、夕方から機嫌が悪くなります。夜に他の利用者とトラブルになることもあります。平日は職員の数も…

夕日

日が暮れるのが早くなった。寒くなるのも早い。ばあちゃんを連れて帰った。下水工事で、トンネルの前のマンホールの所を掘っていて、ガードマンさんが立って誘導しておられた。「ばあちゃんをよろしく」と頼んでおかなければ、ね。

栗のいが

家の前の雑木の中の柴栗が落ちだした。いがを二つと栗を50個ぐらい、学校に持って行った。「ゆでて食べて」と言うと「今日の給食は栗やで」と言う。そりゃ、あかんわ。またにしよう。置いておくことにして、今日は「油絵で栗を描く」授業になったらしかっ…

まるちゃん 講師になる

本日発行の西宮市政ニュースの「公民館特集」を見る。テーマはいろいろあるが、そのうちの一つ「気付きで広がるこころの輪!」に高齢者の居場所「つどい場さくらちゃん」がのっておいる!講師はまるちゃんこと丸尾多重子さんだ。 場所は10月26日が甲東公民館…

「ご近所の底力」

今、NHKテレビ「ご近所の底力」を見ながら、携帯メールでブログを書いている。 「猪撃退法」だ。「魔法の柵 100パーセント効く!」 金網1メートルの高さで外側に傾斜30度をつける。しかも下部にトタンを張り、中に植えてある食べ物が猪から見えないよう…

新生会作業所

22日のこと、さくら会の帰り道、まるちゃんとあけみさんとで新生会作業所に行った。パンフレットには「社会就労センター」とある。つまり「身体障害者通所授産施設」なんだって。印刷部・園芸部・喫茶部・軽作業部・販売活動がある。喫茶でアイスクリーム…

足跡

らっきょうの芽が出た。赤じゃがいもとらっきょうを植えたとたん、猪に掘られたのだ。パオパオのトンネルをかけて、猪よけにしたつもりだったが、次の朝に行くと、半分めくられていて、支柱もあちこちはずれているし、土も掘られていた。 らっきょうは食べな…

良い天気

ばあちゃんのいないまに頑張らねば...

さくら会例会 「ボイストレックを持とう!」

久しぶりだ。6月の「介護保険学習会」に出てから、7月・8月はステイがとれず、参加できなかった。今日は人数が少なくて、テーブルが接近してお互いの顔が近かった。 スリリングでエキサイティングであった。日本語で言って、って? たった、1年、いや半…

句会

今日は、ぼーっと「ええなあ」と選んでいるうち、ぞくっとくるほど、すてきなのに出会った。 行き止る小径もありて虫の夜 えつこ 賑やかな夜店の裏の深き闇 さとみ 露草の千の瞳が立ち上がる さとみ どこをほめてあげたらよいのか、表現はできないよね。勘で…

「自閉症だったわたしへ」

ドナ・ウィリアムズ著 河野万里子訳 新潮文庫 2005年 「訳者あとがき」によればこの本は1993年に日本で翻訳出版されている。その前年にイギリスで出版されるや「タイムズ」「デイリー・テレグラフ」「サンデー・タイムズ」「オブザーヴァー」など各…

夜中の仕事

ばあちゃんの部屋に明かりがついている。しばらくして、ばあちゃんは台所に来て、戸をガチャガチャしたが、開かないのでトイレに行った。戸のガラスに映るばあちゃんの服の色が黒かった。パジャマの上に何か、重ねているのだ。トイレから出たばあちゃんを追…

怒るな!

ばあちゃんは4泊5日のステイから帰る。いきなり怒る。「どないするのんどいな!」こちらは静かに「大きい声、出さんといて。静かにしゃべって」と言う作戦で行く。送ってくれたスタッフが帰ってしまえば、ばあちゃんはおとなしくなり、着替えてしまえばこ…

甥っこの結婚式

甥の結婚式で名古屋に来ている。う〜ん、かなりおおごとね。 名古屋までは遠いので、私たちは前日に行き、名古屋駅前の高層ホテルに泊まりお祝いの食事をした。結婚式は名古屋港のイタリアン・ビレッジというところでやった。チャペルで式をしたあと、新郎新…

「田んぼの生きものおもしろ図鑑」

(社)農村環境整備センター・企画 湊 秋作・編著 農文協 2006年 これは先日、農文協のセールスの人に紹介され注文したのが届いたのだ。写真が綺麗で、カワセミなんか見ていて惚れ惚れする。アマガエルでさえ美しい。カブトエビもカイエビもちゃんとのっ…

「お年寄りの生活をつくる介護用品」

岡田しげひこ・三好春樹著 雲母書房 2006年 北海道新聞者の朝刊生活面で毎週連載された「助かります」コーナーの平成15年5月から17年7月の分を一部改変し、まとめたものだそうだ。 「入浴」「排せつ」「睡眠」「食事」「口腔ケア」「車いす」「室…

「元気ずら」

藤岡筑邨(ちくそん)著 滝川照子・絵 芳林社 2006年 先日の「介護アンケート」のベターケア誌にのっていたので注文して送ってもらった。「映画『さよなら、クロ』の原作者 筑邨先生83歳の『元気ずら』」と表紙に書いてある。 「元気ずら」の「ずら」…

ポン・ポン・ポン

ばあちゃんが布団をたたいている。今、夜の8時、私はばあちゃんの隣の応接間でパソコンをしている。さっきから、ばあちゃんが「ポン・ポン・ポン」やっている。戸の隙間からのぞいてみた。仰向けに寝て右手を出し、布団をたたいている。それがポン・ポン・…

樽の蓋

犬を連れて畑に行った。うちの小屋につないだら、私の後ろを歩いて来たばあちゃんが「あそこにも犬、おるで」と言う。隣のおじさんの小屋に、樽の蓋が立てかけてある。ばあちゃんは近づいて行って「なんや、違うわ」と言う。まん丸な蓋が犬に見えるん?4メ…

猪疲れ

なんで今年はこんなに猪が多いのだろう?被害届を出して捕獲許可が出たとかで、あちこちで「捕れた 捕れた」 なのに、あっちでもこっちでも「出た 出た」 もちろん、うちの田にも畑にも出たさ。もう書く気にも闘う気にもなれない。なんでこんなに増えたん?

頬かむり

今朝はベッドの横で着替えたので、ベッドの前の棒にパジャマをかけたまま、朝ご飯に行った。終わって部屋に戻ったばあちゃんは、パジャマを着て廊下を歩いて来た。えっ!なんで?上下お揃いで「よそ行き」に見えたか?まさか、そんな細かいことに気づくまい…

入れ歯

毎食後、流しで入れ歯を洗い、またはめるが、夜は入れ歯ケースに入れている。朝「歯が無い」とこを確認してから、ケースを開け、自分ではめる。それがこの前の朝、下にはめる歯を上にはめたのだ。私は見ていてびっくりした。ばあちゃんは気がつかない。冗談…

デイサービスの連絡帳

連絡帳はB5の半分の大きさの用紙をとじてある。本日の記録された用紙の上に次回の用紙がついてくる。平成( )年と書いてあるところが白紙だと、私が(2006年)と書く。すると次回は(平成18年)と書き込んでついてくる。「元号が好きなんですね」と…