2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

見えなかった

今日はばあちゃんが1泊のステイから帰ってくる。例会の途中でぬけて帰ってきた。夫にばあちゃんのようすを聞く。 ばあちゃんは、言うことをきかない。2時半頃、ステイから帰って来て「待って、と言われた」と言う。玄関は閉めてあった。送って来たスタッフ…

旅日記のコピー完成

やっとできたので、コピーやさんに行った。さすが2学期、学生さんたちがコピーに来て、にぎやかになった。 今回は「たたかうおばあちゃんNo.30 つどい場さくらちゃん北海道の旅」で、24枚48ページもある。それを50部も印刷したから重かった。さ…

「たたかうおばあちゃん」の挿絵を描く

「旅日記」は24日にできたのに、挿絵にひまがかかる。もらったパンフレットや本を探し回り、絵を見ながら描いたり、ときには薄い紙で写し、それを窓ガラスやテレビ画面で透視して写すという、ずるいことをする。

休耕田は運動場

ばあちゃんが寝ている間に、犬の散歩に行く。 ふと見ると、休耕田の草がぼうぼう伸びた中に、くちゃくちゃに倒れたあとがある。土が掘り起こしてある。ひどい! いのししだ。まわりを見ると、どの田もどの田も、土手下を掘り返してある。みみず掘りだ。雨の…

「今日はしゃないやろ?」

ばあちゃんは朝方、トイレに来て言う。「今日は、しゃあないやろ? こんな、寒かったら、外、行っても...」?「寝なさい」と言うと、また部屋に戻って行った。何がしゃあないのん?何が、寒いのん?昨日は、デイサービスだったし、疲れるほど畑をやらせて…

うすすり

第1回目のうすすりをする。ばあちゃんははたしてできるだろうか? まず機械を用意するのに、ばあちゃんを階下のガレージ兼作業場に連れておりる。機械の横のパイプ椅子に座らせた。ばあちゃんはぼーっと眺めている。夫が「今から何するか、わかるか?」と訊…

稲刈り

昨日から稲刈りをしている。今年は良い天気で、稲もよく乾いている。 一部こけているところがある。まだ若い穂が出る前に、根元から切られている。いのししは、こんな食い方をしない。あらいぐまだろうか? 奥のほうの田んぼに行くと、足跡があった。土を鎌…

じゃがいもの芽

ばあちゃんは草を引いている。私は水をかけている。ばあちゃんが赤じゃがいもの畝に来た。 ふと見ると、ばあちゃんの足元に、じゃがいもの芽らしき、くちゃくちゃの葉が落ちている。 赤じゃがいもの種とりのために、8月に植えたものだ。早く芽が出たものは…

「旅は最高のリハビリ」とまるちゃんが言う

昼はばあちゃんがいない間に仕事をして、ばあちゃんがいるときは監視(いや、見守り)して、連れて帰ってご飯・お風呂で寝かせてから、書くから進まないのも当たり前。どこかへ出かける暇もなく、畑に来てくれる人としゃべるか、さくらちゃんに電話して、し…

やっと書けた

はぁ〜! 参考にしたのは 1.ライフパス社の地図「感動大陸北海道」これは 「道北 草原のラベンダーと山に鎮まる神々の庭 大地と山岳の魅力あふれる北の夢どころ」 「道東 一望千里の草原がどこまでも これぞ北海道のワイド感」 「道央 開拓の歴史が織りあ…

このたびの「すごいメンバー」 つづき

今回は美瑛から安永さん・安永ママ・ももちゃんが行ってくれた。 関空から飛び立ったのは、30名。ご夫妻が3組、親子が1組、グループホームが1組だった。16日に書いた以外をここに書く。これは、名前も私が勝手につけた。紹介文も私の独断なので、失礼…

「迎えに来る」

ばあちゃんはステイだ。3時に迎えに行った。 ばあちゃんは事務室にいた。むこうのほうで「えっ?何や?」と訊いている。「迎えに来るからね、帰ろうね」と言われている。 ばあちゃんが私のほうへ、やって来た。目の前の私を通り越して「どこ、来とんの?」…

1泊ステイ

いつも木曜日は1泊ステイをお願いしている。明日は秋分の日で祝日なので、私が迎えに行く。

一人で帰宅、ご飯を食べる

3時過ぎに、ばあちゃんをほっておいて私だけ家に帰ってきた、パソコンでこの旅日記を書いていた。 台所でガチャガチャ、音がする。見に行くと、ばあちゃんはお茶碗と箸を持って立っていた。「昼ご飯、食べました」と言う。え?昼ご飯? もう4時半だ。昼ご…

ふとんで昼寝

ばあちゃんに「昼ご飯、すんだから、休んで」と言うと、部屋に行った。しばらくして、戸を少し開けてみたが、姿が見えない。玄関に行ってみたが、くつはちゃんとある。家の中にいるらしい。今度は応接間との境目の戸を開けてみると、ふとんに入って寝ている…

「もう 起きまんのん?」って、まだ夕方よ

デイから帰ったばあちゃんは畑に行った。夫と私がトラックで畑に行くと、ばあちゃんはじっと見ていた。が、むこうへ行った。と思っていたら、すぐにやってきて「行きますのんか?」と訊く。ばあちゃんは、車が来るたびに「デイサービスから迎えに来た」と思…

焼きなんきん

昨日は、すいかとなんきんの畝を片付けた。すいかの下にしいていた「かや」つまりすすきの枯れたものを燃やす。むちゃくちゃよく燃えて、怖いので、少しづつ燃やす。その上に、栗なんきん(えびす)とミニかぼちゃの茎の枯れたものを乗せて、一緒に燃やす。 …

朝ごはんを思い出した

今朝はばあちゃんがお経のあと、台所に来て「ごはん よばれるん ちゃいますのん?」と言った。(ごはんをよばれるのと違いますか?) あれ〜、朝ご飯を思い出してくれた。何日、いや何ヶ月ぶりだろう? でも、あやしい。畑を1日したら、今日はいやになって…

遅々として進まない

まだ、9月5日の朝の記述で、うろうろしている。 たねあかしをする。 まず、ワード文書で「たたかうおばあちゃんNo.20 つどい場さくらちゃん北海道車椅子の旅」を開いておく。 インターネットで「はてなダイアリー」を開く。「最新の日記」をクリック…

墓参り

彼岸の墓掃除がもうすぐある。老人クラブの行事だが、ばあちゃんを連れて行くわけにはいかない。せっかく忘れた墓参り回路をつなげてしまって、徘徊先に墓地が加わったら、探すのに困る。徘徊は畑だけで充分だ。あはは。 墓は、また荒らされている。前回は、…

来た!

畑に来た! 今、10時15分。水をかけていて、ふと顔をあげると「草、引きますのんか?」と言う。指示仰ぎ人間になっている。いつのまに来たんだ? ばあちゃんは意外とすばやい。玄関で麦わら帽子をかぶっているから、畑に行くんだな、と思っていると、次の瞬…

「しんどぅて起きられへん」

今朝は、私がトイレに入るなり、「ばあちゃん、失敗したな?」という感じ。下痢型ではなさそう。便秘でうなっていた感じ。うんちは流してあったが、水を出して手を洗った形跡はなく、タオルでふいたようだ。タオルが汚れていた。 ばあちゃんはなかなか起きて…

「玄関が開いていた」

人が来ると、続くもので、昼過ぎに、古くからの友達が来た。「通りがかりに、玄関が開いていたから」と言う。「しょっちゅう来たら、ええやんか」と言うと「電話してくれたら、寄れるけど、自分から来るのはようせんの。気が弱いの」と言う。反対や。私は電…

なんきんは難を除ける

今年は秋の長雨がなく、稲もだんだん色づいてきた。そろそろ稲刈りの準備をしなくては、と夫が倉庫を片付けている。じゃがいもは出かけた芽をとり、段ボール箱につめて、芽を止めるりんごを1つづつ入れた。なんきんもコンテナに入れた。ところが、例のおば…

あおすじあげは

初めて見た。今、10時12分。畑のにらの花のうえをとんでいる。これは青と黄緑をまぜたような色、とてもきれい。

このたびの「すごいメンバー」

まるちゃんたちが、風曜日の三次会で語り合った「すごいメンバー」の話。 「そう言えば、このメンバーに、Mはおらんね。XLからSSまで、すごいメンバーやね」と言い合ったのだって。それで「Mって、何?」と聞くと「普通の人はおらん」と言う。「普通な…

句会

北海道の旅の俳句 旅に来てとうもろこしの甘さかな コスモスをめざしてゆかん車椅子 知床に鮭戻りきて水はねる 摩周湖は台風前夜雨合羽 ジェット機の窓の外なるみっか月 このうち、先生が「ジェット機の窓の外なるみっか月」を特選に選んでくださった。選ぶ…

ばあちゃん二人、お食事サービスに

今日は句会だ。 バスに乗りに行くと、バス停には、ばあちゃんが二人いる。「あ、今日はお食事サービス?」と訊くと「そうよ」と言う。このばあちゃんたちは、うちのばあちゃんと同じ様な年齢だが、暮らし方がまったく違う。 一人は「シルバーパス」という顔…

「イノシシから田畑を守る おもしろ生態とかしこい防ぎ方」江口祐輔著 農山漁村文化協会 2003年) 

このごろはいのししの研究も進んで、いろいろわかるようになった。 いのししは意外に賢く、学習能力もサルなみに持っている。 「鼻でブザーを押すと、下の穴から乳ボーロが5粒出てくる」という装置を作って実験した結果、イノシシは偶然、ブザーに触れてお…

ステイに行く

ばあちゃんはステイだ。 この前、朝早く、ばあちゃんがまだ寝ている間に、畑の水かけに行って戻ると、ばあちゃんは家の前の道の真ん中に立っていた。つっかけ(ばあちゃんの言い方で、サンダルのこと)をはいて、道の反対側に渡って、ごそごそしていたのか、…