2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

荷造り

ステイから帰る。「よう怒るで、何、言うてやわからへん」と言いながら家に入り、部屋に帰る。ばんばん、音がする。見ると、たんすの服を出し、かばんに詰めている。帰る用意をしているらしい。もちろん、家は「上」なんだから。 畑に行く。歩きながら「おか…

師匠

学校の帰りに「コープ」のお店に買物に寄る。出口のベンチに、今日も「師匠」が腰かけておられる。かつて、九州から移り住み、空き区画で野菜を栽培しておられたころは、私の師匠であった。「なすの剪定」などを習った。ねぎの剪定も習った。今はもう、それ…

映画

今日は中学校に行った。社会の時間は「韓国」の勉強。映画を見た。「火山高」というアクション映画で、私にはわけわからん。こんな高校見たことないし、見るのもこわいような、う〜ん、不気味なのだ。やっぱり、ほわ〜んとしたのがいいなあ。また吉永小百合…

存在

朝、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」を見ていた。主人公の一家が話している。 息子が言う「うちの女たちは、お姉ちゃんもおばあちゃんも突拍子もないことをするよ」お母さんが「おかあちゃんはおとなしいよ〜」息子は「お母ちゃんは、存在が突拍子も…

「介護者の実体験から 〜認知症高齢者の介護を通して〜」

私が話す時間がなくなったのだ。プリントには「4時まで」と書いてある。講師は延々と話している。司会者が参加者に許可をもらってくださったので、私も話す。だいたい、ばあちゃんの10年を10分で話せるわけがない。かなりの早口でばんばん進んだが、終…

平成19年度西宮市 認知症サポーター養成講座

ここでもテキストは「認知症サポーター100万人キャラバン 認知症サポーター養成講座標準教材 認知症を学び 地域で支えよう」と「地域のみなさんへ “認知症”でも大丈夫 正しく知ってみんなで支えよう」である。(11月18日を参照してください) 講師は“…

講演会に参加して  かずこさんから

こんにちわ。講演会二つ、行ってきました。 一つは、11月21日、北口公民館で「老いを生きるということ」と題して、京都北山通りで“ソウクリニック”を開設されている宋先生の講演です。「認知症老人から見た世界」とても期待していたのですが、資料を読むこと…

「働きざかりの脳がなぜボケる」築山 節(たかし)著 講談社 1997年

1.ちぎれていく脳 やる気が出ないとき エリート・サラリーマンの奇怪行動 働きすぎ症候群の結末 脳はなぜ休むのか 名部長は違う方向に歩いて行った 空の巣症候群 40歳の悩みの源 なぜ私は忘れる 2.自分の脳をしらべる 「頭のいい人」と「頭の悪い人」 …

「行動が問題になる子どもたち ドクトル川端の外来診察室」川端利彦著 障害者問題資料センターりぼん社 1998年

1.子どもと医療をめぐる諸問題 脳波とてんかんの問題を中心に 2.行動が問題になる子どもたち

墓参り

墓参りに行く 坂道なので文句文句の言いどおし 「まっとらなあかん」「迎えに来る」そこへ「墓参り」を注入するのは容易ではない 墓に着く まだ怒る しかたなくまた畑に行く 草を引く おかげで私は仕事ができたが ね

添い寝

今朝のこと、ばあちゃんが起きて「あ〜あ〜]言いながら廊下へ出てきた。私の目覚まし時計は、3時10分だ。困る。「寝なさい」と言って、ばあちゃんの部屋を開けると、真っ暗なのだ。天井ライトの「豆球」まで消していた。「夜は静かに寝てね」と言って、…

大荒れなのだ

昨日から荒れている。デイから帰ったときは、そんなにひどくはなかった。「が〜が〜」言ってはいたが、普通におやつを食べ、ベッドで昼寝をした。 いや、朝からおかしかった。パンツにうんちが出ていた。便秘になりやすいばあちゃんだから、出たほうがいいわ…

ゲンジホタル

ばあちゃんを送り出して事務をしながらテレビを見ていた。 10時 NHK「知るを楽しむ この人この世界」という番組。昆虫写真家・栗林さとしさんである。ゲンジボタルを撮影して30年、「ゲンジボタルの一生」という作品ができた。卵も光る、幼虫も光る、…

宅配便を作る

秋の恒例の宅配便を作る。箱を並べ、野菜を詰める。 最初は、30歳で死んでしまった教え子の奥さんと子どもに詰める。野菜以外にもコーヒー・油・お菓子・りんご・みかん・ラップにタオル、なんでもすぐに使えそうな物をもらったらためておいたのだ。大根・…

コンサート

友達のお母さんに電話をかけた。「今からお姑さんをコンサートに送って行く」と言われる。98才で、車椅子に乗せて送って行けば、会場では若い友達がみてくれるので、私はまた迎えに行くだけです」と言われる。すごい! お姑さんもこのお嫁さんも。

田んぼ

田んぼの片付けに行く。

嵐?

昨日の嵐って何? ステイの終わりが土曜日なので送ってくれるスタッフがいない。夫の車で迎えに行く。久しぶりにステイの事務室に入った。ばあちゃんはお姉さんに手をつないでもらってやってきた。「あそこに車、あるで」おぅ〜、ちゃんと車をチェック、もう…

玉ねぎの苗

今日は暖かい。畑に行く。ばあちゃんはおとなしい。昨日の嵐がうそのよう...玉ねぎの苗を植え終わったのが、2時。帰る。ばあちゃんは、静かに、いや、一人、歌いながら草を引く。ちゃんとしゃがんで、引いては谷の真ん中に集めている。「草引きばあちゃ…

「ペットホテル・兄丸」

久しぶりに「つどい場さくらちゃん」に泊めてもらった。「認知症サポーター100万人養成キャンペーン」の冊子やらを見せて内容を検討してもらうためだ。「あかんやん」「間違っているやん」と言いながら、二人でぺちゃくちゃ。 朝方、おなかの調子が悪くな…

懇親会

尼崎っておもしろい人がいるんだ〜。

講演「少年非行を考える」

ショートに行くのに薬を持たせるのを忘れた。持って行ったときに一番初めにお世話になったケアマネさんに出会った。近況報告をして、あはは、あはは。

「さくら会」のお礼の手紙

*「急な冷え込みの中、我夢での交流会は、とても有意義で、今年のさくら会のメインイベント!?のひとつになりました。 日頃、お会いできない北部にお住まいの方、認知症の方を介護する者の複雑な心のカットウは、言葉では言い尽くせないものがありますね。…

80歳を超えたら

私が「学校に毎週行くと、子どもってかわいい。ただ、愛情をかけてあげればいいんですよね。定年を前にする年になってわかった。遅いですよね」と言うと、80歳を超えた先輩は「わかっただけでよかったじゃない。知らずに死んでしまっていたかも知れないわ…

家をたたむ

今日来られた人もそうだが、去年知り合った方も同じ。「家をたたむのは大変なのよ」と言われる。親から受け継いだ物を、残す物と処分する物に分ける。もったいないから生かして使える物。古いきものをほどいて作る物。「自分が死んだときに着るきもの」と言…

人生の先輩

今日、来てくださった方も私より10歳ぐらい年長だ。最近そういう年代の方と何人か知り合って、いろいろ教えていただいてとても嬉しいと思う。若いときも10年先輩は「あなた、若い。人生には何があるかわからない。子どもなんてある日、突然、とんでもな…

止まらない

今日は「介護者の集い」で知り合った方がうちに来てくださった。ばあちゃんとお茶を飲み、おやつを食べ、話をして、畑に行き、野菜をとって、最後に「我夢」に行った。 三人でピラフを食べた。ばあちゃんはお箸である。スプーンよりお箸。ピラフも野菜もお箸…

止めて(とめて)

昨日のデイの連絡帳に「音楽療法でタンバリンをならしました」とあった。手拍子が上手なら、タンバリンもたたくわよね。 「家に帰っても、ハイハイ、手拍子、やかましい」と書くと、今日は「一日中、ハイハイ、で声がかれています。のどもかわくようで、テー…

入れ歯があった

あったのだ。ごみ箱に捨ててあった。先日の頭に怪我をした時つけていた玉葱ネットの中に、何やら硬い物がある。何?ちり紙をほどいてみると「下側の入れ歯」だった。あはは〜、あってよかった。

「お食事会」の感想

*「あんなに大勢来られるなんて、思ってなかったのでびっくりしたわ〜。いい勉強になりました」 *「まるちゃんは思っていたとおりの人やった。ましほさんがイメージわかなかったけれど、会ったら、ほんと、すてきな人だった。ものの言い方が優しいし、とて…