2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「今をときめいて」

この前「つどい場さくらちゃん」で借りた本が3冊。 「今をときめいて 老人介護の発想転換」中田光彦著 雲母書房 1989年 中田さんのサイン入りだ〜。 プロローグ 笑いのネタ・講演 1部 ホーム老人百景 その感性のひらめき 2部 遊びのお世話 アドリブ・…

ばあちゃんがいない

おとなしくなったなと思って安心してパソコンをしていた。昼ご飯も食べて、ばあちゃんを起こそうと部屋に行ってみたら...ばあちゃんがいない!玄関には靴もつっかけもある。裏口にまわると夫のサンダルが無い!ばあちゃんのつっかけも同じような黒色なの…

「世界屠畜紀行」 内澤旬子著 開放出版社 2007年

こんな本が他の本といっしょに環境コーナーに並んでいるのだからいけない。思わず手にとったら、買わずにいられない。子供のころ、家で鶏を飼っていて、特別の日には家でつぶして「ご馳走」としていただいていた者として、普段、口に運んでいる肉がどのよう…

「森林はモリやハヤシではない 私の森林論」四手井綱英著 ナカニシヤ出版 2006年

四手井(しでい)さんは京都に生まれ、京大農学部林学科を卒業し、秋田営林局などに勤め、大学の教授になられ、現在は京大の名誉教授だそうだ。裏山を見ているだけの私には、さっぱりわからない話がとても刺激的だ。「人工林と天然林」という中に『同齢・単…

「あなたにもできる野菜の輪作栽培」 窪 吉永著 農文協(農山漁村文化協会)2005年

「生きている武庫川」 特定非営利活動法人「野生生物を調査研究する会」 2003年

映画を見た帰りに大阪の書店で買った本が5冊。

「不都合な真実」 アル・ゴア著 枝廣淳子訳 ランダムハウス講談社 2006年 映画は1館だけだったが、書店の入り口、レジの台、環境コーナーなど、あちこちに平積みされていた。

「<老い>の現在進行形」 吉本隆明×三好春樹著 2000年

三好さんが「介護の職人吉本隆明に会いに行く」とある。じつはまだ27ページを読んでいる。 (1)「実感的な老人問題」の最初に「老人と中学生は向き合える」と書いてある。吉本さんは「大学の先生が定年になると、中学の先生をするのが一番いい」と言われ…

「おしっこの放物線」 村瀬孝生・文と絵 雲母書房 2001年

「高次脳機能障害」

橋本圭司著 PHP新書 2007年1月5日刊 去年の12月に浜松の結婚式に行く前に新大阪駅の書店で買った。「高次脳機能障害は誰にでも起こりうる障害である」それは脳疾患によるものと事故などの頭部外傷によるものがある。だから「いつでも誰にでも起こ…

でけしまへん

アイロンが終わった。ばあちゃんは自分の部屋に行ったが、時間がもたない。暖かいし、日も長くなった。畑に行くことにする。「歩けしまへん」と言いながら、畑に着いた。鎌と古いバケツを持たせる。私は網の中で、苺の枯れた葉を取り、根元に刺してある竹が…

アイロン

ばあちゃんがステイから帰ってきた。今日はご機嫌だ。「ありがと」とスタッフに言い、家に入るとき、私にも「ありがと」と言った。着替えておやつ。「これからどうする?」と訊くと「あっちで休みます」「どうぞ」うまくいったなぁ〜。 ワイシャツにアイロン…

移動美容車

学校の帰り道、国道沿いの駐車場に「福祉の移動美容車」と書いたトレーラートラックが止まっていた。おもしろそうだ。美容院に行けない人は助かるだろう。

実技

今日は中学に行く日。まず2年生の子の美術に参加した。オルゴールの箱に彫刻をしていた。長いこと彫刻刀を持ったことがなかったので、難しかった。模様が浮き出るどころか、ついうっかり削ってしまったりした。どうやってごまかそう? 次は別の2年生の子と…

「ゴア氏の思い」朝日新聞30日朝刊「政態拝見 信念の対決、国会で見たい」星 浩編集委員

米国の元副大統領、アル・ゴア氏の映画『不都合な真実』を見た。 「一瞬だけ、大統領になったゴアです」と自己紹介して聴衆を笑わせる場面から、映画は始まる。00年の大統領選で合衆国全体の得票ではブッシュ氏を上回り、メディアは一時「当選」の速報を流…

窓が凍った

朝起きたら北側の窓が凍っていた。珍しい。でも、昔はこれが普通で「お前の家は冷蔵庫か?」と言われていた。洗濯物も竿に干すなり凍った。解けてから乾くのだ。去年はそうだった。今年は暖冬だと喜んでいてはいけない。「温暖化だ」とゴア元副大統領が言っ…

映画「不都合な真実」

年賀状で友達から勧められ、興味を持っていた。1月20日の封切りの映画がたくさん夕刊にのったので、そのときは「あちこちでやっている」と思っていたら、いつのまにか終わり「不都合な真実」は大阪の「TOHOシネマズ」だけになっていた。他の「楽しそ…

観覧車

またまたばあちゃんの留守に遊びに行く〜。大阪HEP FIVEの観覧車に乗る。シースルーエレベーテーで上がり、 乗り場は7階だった。誰もいない。誰も乗っていないようだ。入り口で切符を受け取るお兄さんが淋しそうに肩をすくめていた。1周15分で5…

「夢遊病」と「もうすぐ宇宙に帰る人」の境い目

お経のあと「ありがとうございました〜あ〜けっこうでございました〜」と大声で言いながら歩いてくる。台所に来て「だまって!」と言うと、一瞬真面目な顔になり、何事もなかったようにご飯を食べる。「ありがとう」と言っているのを、無理に止めてよいのか…

昼ご飯のあと、ばあちゃんは昼寝だ。お客さんが来た。若いご夫妻と小さなお嬢さんが3人だ。ばあちゃんは起きてきて「ほう〜、かいらしな〜」と喜ぶ。(かわいい)5才・3才・1才の子はすごい活発。うちはもう大きくなって、忘れてしまったわ。帰られたあ…

墓参り

今朝は3時半にトイレに来て、7時に来て、9時50分に起きた。朝ご飯までは順調。その後、外に出て道ゆく人を呼び止めて「どないしますの?」ときくので、家にはいられない。墓参りに行った。よく歩いた。「わからへんなぁ〜」とは言うが、文句は言わなか…

「認知症の人のためのケアマネジメント センター方式」永田久美子さん

「片岡鶴太郎さん 80歳」の例で説明する。横長の紙の真ん中に鶴太郎さんの全身の似顔絵を描く。両横に本人についてわかっていることを書き出していく。最近の様子(「家に帰る」とウロウロ歩く)・好きなこと(絵を描く)などなど。それを囲んでケアワーカ…

認知症の症状 和田行男さん登場

+ではクイズ 4つの場面の絵が出る 1.人の名前などを忘れる 2.家にいるのに「家に帰りたい」と言って出て行こうとする 3.同じ物を何度も買う 4.「ない、ない、どろぼうに盗られた」と言う さて、これは? 1と3が認知症の中核症状。2と4は周辺症…

「認知症に効く薬」がある...けれど...万能じゃないよ

ここで気になる話題を一つ。「早期発見」と「早期治療」について。「早期発見は早期治療のためだ」とお医者さんが言われる。 「アルツハイマー病の進行を遅らせるのに効果がある」といわれている薬がある。アメリカでは4種類、日本では1種類が使われている…

「忘れるぐらいはいいのよ」  

ここからは私が書いたメモを元に再現する。なにしろテレビのスピードに合わせて書いて、それもコピーの余白の利用であちこちに散らばっているから聞き間違いや誤解もあるかもしれない。読者の皆さんで間違いに気づいたら、是非、私に連絡をください。 初めは…

しんどいね  NHK教育 ETVワイド「認知症 あきらめないで」

偶然番組欄を見ていてみつけたのだが、午後7時から10時までという特集だった。 2時間を過ぎたころから疲れてきた。暗いよ〜!若い介護のプロの表情が暗いよ。無表情で感情に乏しい。これではぼけばあちゃんに負けるわ。ファックスやメールで送られてくる…

おとなしくなるには、ひまがいる

玄関から入れて「鍵をかけて」と言うと、かけてから戸をドンとたたいて怒っている。私は温室に毛布をかける。しばらくしてまた開けたので、また「閉めて。たたいたらあかんよ」と言うと今度はたたかなかった。そのかわり、私が裏口から入って玄関にまわると…

「にんげん図鑑」

その時ちょうど施設の車が来て、ばあちゃんがあわてて帰り、置いたままだったコートを持って来てくださった。ところが私がお礼を言うとその女性スタッフも「ありがとうございました。またご利用ください」と言うなり帰ってしまわれた。ばあちゃんに声をかけ…

なだめる?叱る?

どっちもやってみた。最終的には着替えて部屋に追っ払った。布団にもぐり、窓の外を見ていた。 3時半に手を洗い、おやつにした。あんパンと牛乳で、しっかりおなかをふくらませてから「私は、犬と散歩に行くよ。ばあちゃんは留守番。行くか?」と訊くと「い…

また怒って帰った

携帯電話が鳴ったのは、2時9分だ。「怒って機嫌がなおらないので、今、おやつです」次は17分「今から送っていきます」あかんわ。本当は4時までなのだが、もたなかった... 送って来られたのは係長さんとベテランのおじさんだった。両手を振り払って怒…