学校公開日

 うってかわって、今日は爽やかな秋晴れだ。「サポート事業支援者殿」という招待状をもらったので「学校公開日」に行った。参観日が一週間続くようなものだ。今日が初日だ。正面玄関に無人の受付があり、来賓・保護者・来年度入学予定者(6年生)に分かれていた。来賓名簿には、まだ誰も書かれていない! 一番に名前を書くのは恥ずかしい。 
 校内には文化活動発表会のための展示物あり、合唱コンクールの練習している学年あり...
 いつもの「障がいを持つ生徒たちのクラス」に行った。畑のさつま芋が置いてある。大きい!短くて、横に太っている。かぼちゃのように、くびれているのもある。毎年大きくなるのだが、もしかしたら、作られた畑は土の層が薄くて、根を下におろそうにも固い造成地の地層に阻まれるのかも知れない。その結果、太くて短いのかも?「掘るとすぐに、生徒たちが料理して食べてしまうので、一畝ずつ掘ってるの」と先生が言われる。あはは。今年の生徒は女の子が多いし、活発なので、自分たちで「食べよう!」となると、行動は速いのだね。食べ盛りの中学生だもんね。
 「今日は何を持って来てくれたの?」と訊く。「カボチャ、巨大カボチャ」と言うと「食べよう!」ときた。「だめ、これは文化祭の日に展示するのよ。絵を描くの」と言うと「ドラキュラを描こう」と決まったそうだ。
 この大カボチャ、ずいぶんあちこちにもらわれて行った。私の弟の妻が「幼稚園の玄関に飾りました。こわごわ覗く子、だきつく子、いろいろです。教育委員会の先生も持ち帰りました」と言う。それなら、というわけで、幼稚園児や保育園児が来るたびに「飾ってね」と言ってあげたのだ。
 来月は「苺を植えよう」と約束して帰ってきた。