いよいよ、同窓会当日

 昨日は電話が鳴るたび、メールが来るたび、どきどき。「欠席かな?」と思う。幸い、欠席の連絡はなく、段取りの問い合わせと「待ち合わせ」の電話だったので、やれやれ...
 11時前にホテル阪神の12階エメラルドルーム前の受付に着くと、幹事団がもう来ていた。となりは結婚式場らしい。ドレスの新郎新婦が見える。
 受付名簿も住所録もA3に拡大コピーしてきたので、老眼鏡がなくても見えるという「笑えるしかけ」その1。
 卒業アルバムと私の個人アルバム2冊を持参。「巨大虫めがね」を持ってくれば「笑えるしかけ」その2 だったのに、忘れてきた。昨日から準備して点検したのに、これは思いつきさえしなかった。前回は準備したのに、ちょっと悔しい。
 受付兼会計の方の発案で「通信費カンパ」箱を置いてもらった。(あとで計算すると集まり過ぎて、どうしよう?残金は預金通帳を作るか?になってしまった。とほほ)
 先生と先生を迎えに行ってくれた人が到着。「早すぎる!」でも、しかたないもん。先生、退屈そうでごめんなさい。皆、久しぶりに会う友達に嬉しくて、先生、ほったらかし。
 生徒も続々、着く。幹事の一人が名札を作ってくれた。旧姓も入っていて、私など旧姓も今も同じなので要らないのに「旧姓が無いと結婚してないように見えるで」とまたまた親切に両方書いてあるのだ。いたれりつくせり。
 「席を決めるくじ」まである。これはホテルにあるらしく、とても大きな箱に手をつっこんでくじをひくのだ。会場はテーブルが5つ。
 結局、先生がお二人と生徒は44名集まった。たった100名が全国に散らばり、関東に多い、という事情を考えると、これはすごい人数なのだ。「ホテルもAIRも予約した」と待っていてくれた人も「ついでに実家に里帰り」という人もいるのだ。初参加も多く、出会うのにどきどき...でも、返信葉書が来るたびに卒業アルバムでチェックしたおかげで、誰かちゃんとわかった!面影はちゃんとあるし、声を聞けばわかる!声は変わらないのかな?
 恩師のご挨拶、乾杯に続き、ご馳走をいただく。その間にもあちこちで、声をかけあい、久々の話がはずんでいる。皆、楽しそうで笑顔にほっとした。
 テーブルごとに金屏風の前に立ち、一人ずつ自己紹介スピーチをする。思いがけない話が飛び出したり、おとなしかった人がおしゃべりに変身していたり...すごいのだ。私がしゃべってはいけない、いつも手紙に好き勝手に書いているから、こんな時は時間の節約。
 司会者は幹事長で高校の先生だから、もうそこはばっちり時間におさめる。鮮やか!無事、おひらきになりました。