介護予防

今朝は診療所に行った。
老人検診を受けた。問診・身長・体重・血液検査・尿検査などの他に、今年から「介護予防チェック」項目がついた。問診表をもらう。すごい質問がずらり並んでいる。 「〜できますか」というやつだ。ばあちゃんには理解できないので、私がかわりに書く。もう要介護認定を受けている人にする必要はないのではないか?私が記入したあと、医師と看護師による確認などにけっこう時間がかかる。ここは施設の診療所であり、外来で来ている受診者がばあちゃんだけだったからよいにしても、一般の医院などでやるには大変な時間と手間だ。
 採血は「血を取らせてね」に「そんなもん、わかるか!」私が「痛い、言うて怒ったらあかんよ。動くなよ」と言って、腕をおさえていることにした。「痛い!」とは言うが、動かずにできた。検尿!トイレに行ってみた。こういうときに限って出ない!もっとも、目の前に私がいれば出ないのが普通かも知れないが、ね。「出たの?」と訊いても自分ではわからないらしい。やめてみると、紙コップにほんの少し、たまっていた。看護師さんは上手に容器に入れて、一件落着。診察は無事終了。
 ばあちゃんは無言で廊下のベンチに腰掛けている。おとなしいと言えば言える。何か言うと「わかるか!」と毒づくのはあいかわらず。でも「誰かがいる」環境なら、ばあちゃんは一人でいられるやんか。なのに、なんでデイで勤まらないの?