赤じゃが芋

 家に帰り、もう7時なのに畑に行った。お供は犬である。小屋につないだら、ワンワンと鳴く。
 赤じゃが芋を掘った。雨がくる前に片付けなきゃ。掘っているうちに、「そうだ、明日、学校に持って行って、赤いじゃが芋、見せてやろう」と思いついた。給食のない日に、ふかして、じゃがバターで食べればいいやん。適当な大きさのを20個以上、びっくりさせるために大きなのを3個、秋に種として植える小さいのを数個用意した。
 掘った芋はかごに入れたまま、小屋に置いて帰る。一輪車で運んでいて...う!なんか、おかしい!
 いのししだ!いのししに薩摩芋が掘られている!「青空くらぶ」の人たちが植えた芋!まだ根っこなんて細いはずなのに、何してくれるねん!!!!!ぷんぷんぷんぷん