芋煮会

 終わった。今回は参加者が17人と少なく、のんびり楽しんだ。準備は奥さんたちがもう慣れたもの「勝手知ったるよその家」という感じでさっさとやってくれるので、楽だった。
 小学生の「虫博士君」が来て、小川で「どんこ」を取ってきた。大きいのと、小さいのが3匹。小川の水が落ちることろで、深くなっており、昔は綺麗に掃除をして洗濯物をゆすいでいた。この夏に水底に大きなどんこがいるのが見えたが、じょうずに取ったもんだ。昔もよく取って遊んだ。昔はそこより下流のほうで、浅くて下が岩盤のようなところが取りやすかった。
 どんこをどう呼ぶかで大人が盛り上がった。「がしら」と言う人もいたが、それは海の魚でしょう?
 焼肉と芋煮を食べてまた畑に行って、大根・人参を間引き、わけぎとねぎを取ってきた。柿も芋も分けて、皆、田舎の秋を満喫したようだ。「毎年、大変な思いをさせてごめんね。しんどくなったら言ってね。もうやめるから」と言いながら「また来年ね」と言って帰るのだから、どっちやねん?
 まぁ、大変だけど、1年の一大イベントなので、この日に照準を合わせて準備をし、ちゃんとできたら、すごい自信がつくのだ。