告別式

 隣の自治会でボランティアセンターで長く働いておられた方が亡くなり、告別式に行った。浄土真宗のお寺の会館であった。
 祭壇が我々の田舎式とは違っていた。供え物は果物が少しあっただけ、あとは花ばかり。遺影の回りも花だけ。親族や団体から贈られた生花の1つずつが、色を3色におさえてあった。白百合とピンクのバラと黄色の花、というふうに。だから花が賑やか過ぎない。しばらくしたら、百合の香りが満ちているのに気づいた。これもいいな。
 生きている間に、どんな告別式にするか考えておくといいね。