梅は不作

 「猫の手お手伝い・梅取り班」が来た。木の下にシートを敷いて、木をゆすったり、高枝切りはさみで取ったりしている。
「ちょっとしかないよ」と言う。私の「畑友達」が「去年はたくさんなったから、お休みなんじゃない?」と言う。「お疲れなんでしょ」
「猫の手」達は「剪定せえへんからや」「冬になったら俺たちがやったげる。本、買うて勉強する」を言う。
 「私、友達に送る約束だから、らっきょう、掘ってくる」と言うと「猫の手」君が「僕、見たことないし、手伝う」と言って掘ってくれた。土曜日は「畑・作り主」が3人も来て「ほう、ラッキョウか」と言って見に来るが「よう漬けん」と言って、毎年漬ける人以外は「いらない」のだ。