カブトエビ

　昔、勤めていた中学校の上には小学校があり、バス停のそばに田んぼがあった。そこにいたのが、カブトエビ。
　先週の金曜日の夜の朝日放送「探偵　ナイトスクープ」で「ホウネンエビをてんぷらにする」という企画があった。偶然見たのでもう始まっていた。松村探偵が依頼者と共に、田んぼで「ホウネンエビ」を捕獲すること３時間。これはエビの形をしたやつで、緑色だ。小さいやつなら、うちの近所の田んぼにもいた。ついでに「カブトエビ」も少し捕獲してジャムの空き瓶のような物に入れていた。
　てんぷらやさんに持って行き、かきあげにしてもらう。３人で試食。
　味は？依頼者は「衣の味しかしない」「エビの味がする」松村さんは「確かにエビの味だ」。「カブトエビ」のほうは？松村さんと若い人は「鼻通りがえげつない」「！！！」年長者は「この方がうまい」と言い、松村さんに「ふだん、何、食ってるんですか」と言われていた。
　なんで、こんなもの、食べてみようと思ったのだろうね。どう見ても「プランクトン」だろう。薄くて小さくて、はかなげなところが本物のエビとは大違い。田んぼの泥の味かも知れないよ、ね。あ、こんなこと言うと実もふたも無い。「探偵ナイトスクープ」面白いよね。笑えるからよく見る。真剣にやっているのがおかしいよ。