余韻

 用事があって、毎朝のようにまるちゃんに電話をかけたら「どう?ばあちゃん、いなくて」と言う。「気がぬけた」と言いたいのだろう。それもあろう。
 でも、長年、慣れ親しんだ施設なのだ。私なんか、最初の知的障害児の施設から、もう40年を超えるおつきあいだもの、古い職員さんなら顔も知っている。何の心配もいらない。月の半分をステイに行っていたのだ。「変わりは無い」と言いたいが、やはり夕方の「ゆとり」があって助かるなぁ...