ワンダーワンダー「マヤ文明」

「謎の水中洞窟」という番組だ。
 今日は夜なべがないので早く寝よう、なんて言っておきながら、夜中にNHKを見ている。
 その前は久田恵さんの「ファンタスティックに生きる」を読んでいた。
 すると突然、聞き慣れた音楽が聞こえてきた。「NHKスペシャル・日本と朝鮮半島」テーマ曲が羽毛田丈史さんなのだ。
 考えてみれば教師の仕事が一番ファンタスティック。弟も「教師になりたかった」と言っていた。教え子って将来どんな人になるかわからないって、これこそファンタスティック。
 実はこれも内緒。
 本になる!なんて嬉しくて、あとがきをもう書いてしまった。何度も書き直しているうち、ほろっと泣いてしまった。なかなかわかってもらえなかった時期があった。わかってくれる人に出会えたことが幸せだ。思うと嬉しくなったのだ。
 今はデザイナーさんが、切ったり貼ったり、写真をはめたり、絵を貼ったりしている。会ったこともない私と、「たたかうおばあちゃん」の人生を切ったり貼ったりって、さぞかしファンタスティックであろう。ワクワクするに違いない。
 あとがきを先に書いておいてよかった。あんなおセンチな文章はもう書けない。うふふ、だから私は大嘘つき!だと言うの。編集長さま、ごめんなさい。