指宿白水館

 昨日の宿は素晴らしかった。広いのだ。本館のロビーで説明を受けて、泊まるのは「花の棟」という。エレベーターをおりて廊下をてくてく歩く。壁には郷土の偉人の額があったり、花瓶や調度品も素晴らしい。
 「砂風呂に行こう」と出ると、本館に戻り、地下におりて、渡り廊下を行く。左には広い庭と海が見える。てくてく歩いて元禄風呂に行き、奥の「砂むし温泉」に着く。初めてで、びっくりした。熱い!んだもの。仰向けに寝て、砂をドサッとかけてもらうと「熱い!」と叫んでいるのは私だけだった。「熱かったら足と手を出してください」と係のお兄さんに言われた。「10分から15分入ってください」と言われた。目の前に時計があるが、・・・あはは、5分で出たのは私だけだった。だって「やけど」した人がいるなって聞いたら、こわいやん。
 あとはシャワーで砂を落とし、普通の温泉に入る。露天のサウナのようなお風呂にも行ったし、「浮世風呂」というサウナや「元禄風呂」の大きな湯船にも入った。ほんとに広かった。
 上がってお茶をいただきながら従業員の方に「関西から来ましたよ」と話をした。