農機具展示会

 イベント会場を入り、欲しい物を探す。草刈機の刃だ。5枚で3000円だ。しかし重い!
 栗むき器を探す。鬼皮も渋皮も一気にむける優れものがあるが、趣味にあわない。外の鬼皮をむく小さなのが使いやすいのだ。あきらめる。
 LEDの懐中電灯を買う。とても明るい。
 ショータイムになった。トラクターと田植え機とコンバインの実演だ。小型で扱いやすいのに性能アップの製品だ。見ている我々は高齢化。後継者はいるのだろうか?
 アトラクションは歌手の登場。歌いながら会場を回り、握手をされている。CDの宣伝もするが、売るのは大変だ。私もよくわかったので、買ってあげたいが、誰か買う人が現れたので、安心した。
 展示会会場で従姉妹の息子に会った。神戸市の住人である。イセキ農機の別のお店から来ている。
 私と同じバスには、おばちゃんのご近所さんが乗っていて、降りるときに声をかけられた。 お昼ご飯はその人のテーブルに座り、湯豆腐の鍋を囲んだ。お豆腐尽くしだが、おいしかった。豆腐が温かいだけなのに、おいしかった。おばちゃんの思い出話をしながら食べて、食べ終わってから「たたかうおばあちゃんが行く!」を見せた。持ってきていたのだ。同じ町の知り合いに会ったら見せて買ってもらうつもりだった。来ていなかった。だからと言ってこの人に売ることもないので「ちらしをさしあげます。この人に出会ったと言って、従姉妹に借りて読んでみてください」と言っておいた。おばちゃんの写真が載っているので興味あるようだった。
 食後は清水寺にお詣りに行った。学業成就の御守りを買った。英語教室の生徒たちとその弟妹にあげる。
 今はバスの中。乗っているおじちゃんたちは現役百姓であり、その暮らしを子供たちに伝えていきたいと思っているらしい。「小学校に出向き、機械のない時代の米作りを伝えたい」と話しておられる。私は昼寝タイムだ。