新山口 

 12時37分に到着。
 駅前に種田山頭火の句碑がある。ふむふむ。
 マイクロバスのドライバーさんが迎えに来てくださる。2階バス?ドライバーさんが1階ならそうも言えるが、乗客の座席は高い位置にあるのだ。最前列に夫が陣取っている。なんでまた?普通なら最後列でご機嫌で飲んでいるじゃない?皆さんが遠慮したのか、空いているので私も座る。右側は先輩が一人でにこにこだ。
 すごい!180度の眺望?どころじゃない!もっともっとワイドなのだ。右から左までさえぎるものが無い。こんなバスは初めてで嬉しい。うきうき気分満点!
 ここ、山口市内は超高層ビルのような高い建物が無く、広々として、のんびりしている。道路は広くとても良い。冬枯れの並木道と冬枯れの河原を行く。
 運転席が高いってすごい。歩く人にあたりそうに見えてもそんなことは全く無い。建物だって、道路標識だって「あ〜、当たる〜!」なんて思うのは、運転もできない私だけで、ドライバーさんはすいすいと行く。「大きなダンプカーの運転手さんて、こんな景色なのかな?」と言うと「そうやろな」と夫が答える。