猪に毎日のように、地面を掘りかえされてあきらめていたが、竹藪に行ってみると、大きいのが残っていた。
 先日も「筍、取りにおいで」と言って、やってきた人と話していたら、近所のおじちゃんが「何、取ってきたん?」と聞く。「筍!」と言いながら見せると「筍ちゃう!竹や!」と言われた。それぐらい、大きくて、こびて、竹の皮は黒く、真ん中の芯は緑になっていた。
 今日のも、あんまり変わらない。それでも、大鍋でふつふつ茹でた。