「マリーアントワネット展」を見に行く

 ミュージカルは何度も見たので、マリーアントワネットの遺品や肖像画なら見たいと思った。
 兵庫県立美術館神戸市中央区脇浜海岸通りにあるそうだ。
 ネットで地図を調べる。最寄駅は阪神岩屋または、JR灘である。
 阪神電車に乗るには、阪急宝塚と西宮北口と今津で乗り換える。JRなら西宮名塩から大阪行きに乗り、尼崎で乗り換え1回ですむ。灘駅でおりる。広い道をまっすぐに南下し、国道2号線を渡り、43号線をくぐるとみつかる、と見当をつけた。
 広い道路はすぐにみつかった。街路樹の木陰を選んで東側を歩く。先に制服姿の中学生の一団が先生に引率されて、信号を待っている。右に「ミュージアムロード」という看板がある。
 道はそのまま歩道橋になり、下は国道2号線だった。過ぎると、右に渚中学校、43号線、渡って県立美術館が見えた。歩道橋のまま歩くと、美術館の2階に行き、入場券を持っていない人は入れない。入場券売り場は1階だ。歩道橋からおりて、入口を探すのがややこしい。その間にいくつかオブジェがある。
 横尾忠則さんのデザインだそうだ。横尾忠則現代美術館というのがあり、県立美術館の別館になっているそうだ。王子分館という。王子といえば、王子動物園、パンダがいる。この道路を逆に北上すれば阪急電車の線路にたどりつき、線路の北側だからすぐにわかる。この暑い季節をはずしてまた行ってみよう。