ミズオオバコ

 田んぼに行った。もう水は落として田んぼを乾かしている。草を刈ったり、乾きにくい所は水路を掘った。こんな草は昔はなかった。地面のオオバコと同じ形で、葉が柔らかく大きい。花はまったく違う。「かわいい」なんて言っていられない。最近は除草剤も効きにくく、草がはびこる。引けばよいのだが、7月8月は暑くて、田んぼに行くのをさぼるからいけない。
 住井すえさんの「橋のない川」を読んだ時に、炎天下の草取りを読んで「百姓をした人でないとわからない辛さだなぁ」と思ったことだった。