うすすり

 朝からうすすりをしているが、うすすり機械がいうこときかない。「ウーン!」とうなって、動かなくなった。ヒューズが飛んでしまったらしい。
 農機具やさんを呼んだら、「電気屋さんを呼んで」と言う。電気屋さんは「今はブレーカーになっていて、こんなヒューズは注文しないと入りません。でも〜、このヒューズは元からついていませんよ」と言う。そうだ!3本あって、両端はヒューズがあるが、真ん中は使っていない。なんと!農機具屋さんが「そうか!」と気づいて、ちょこっと触ったら、スイッチが入った。電気屋さん、ごめんね。
 うすすり機にごみが詰まっていたのだ。中からお米の固まりやら、小さいじゃがいもまで、出てきた。夏に収穫したじゃがいもを置いていたら、ネズミがくわえて入ったらしい。とんでもない奴だ。夜に番犬ペロが鳴いていたのは、ネズミだったのか!
 じつはこの前の夜、ふとガレージに行くと、ネズミが走った!稲刈りとうすすりのために、ガレージを片付けたら、ネズミが「勝手が違う!」と怒ったようだった。ペロに「チュウやったなぁ。お前が怒るはずやな」と言ったばかりだった。それより前にじゃがいもをくわえて、うすすり機に入ったとは知らなかった。
 うすすり機が動くようになり、ようやく仕事を始めたら、すぐに終わった。まずまずの出来。よかったね。