同窓会東京旅行

 今日から2泊3日の旅に出る。
 「東京にいる同窓生に会いに行こう」がテーマだった。家族旅行や法事や連絡なしで、会えない友もいた。
 でも!「東京駅でお出迎えから小田原で別れるまでつきあう」友と、「はとバススカイツリーコースだけつきあう」友と、「2泊目の熱海の宿に会いに来る」友が現れた。これで充分!久しぶりなんだもの、中には「中学出てから初めて会う」人もいる。私はけっこう会っている。ひま人?いやいや「幹事だから」よ。
 「孫の幼稚園の送り迎えがすんだら旅行に行ける」と楽しみにしていた友が死んでしまった。だから仲良しの友がその人の写真を持ってきた。心の中でつながっている。
 ところが、現実は・・・甘くない。集合場所は新大阪駅の「新幹線乗り換え口」だ。私たち女性は同じバスに乗り、JRに乗り、一緒に来た。男性は「今、途中の駅。もうすぐ」と電話してくる。
 別の路線の友が来た。マスクをしている。「けがをした」と言う。旅行直前にかい?まったく!
 待ち人来たらず。電話をすると「駅の外に出てしまった!」と言う。「入場券買って入れ!駅員さんに新幹線乗り換え口を聞け!」と教える。ぎりぎり間に合った。
 行く前から波乱万丈!
 詳しいコースは何度も「通信」を出して知らせている。しかし、添乗員もいない。私しか知らないことがらもある。切符は私がまとめて持っている。なのに「中学生ちゃうから、言うこと、聞かへんで」と自分で言うかい?