イチョウ

 中国道ができたとき、父がこの辺りを畑にして、坂道の隣の人との境界にいろいろの木を植えた。このイチョウもそのうちの1本だ。雌だったのか!今まで実が落ちてきたことがなかったので、雄だと思っていた。
 見上げると手前のもみじが大きく伸びて、イチョウはその後ろからもっと大きく、もみじに覆いかぶさって、実どころか、葉も見えない。