本の広告「家族よ、ボケと闘うな!」

長尾和宏ドクターと役人・近藤誠さんの共著だそうだ。
近藤誠さんという同姓同名のお医者さんがいるので間違えないで。
本の副題は「誤診・誤処方だらけの認知症医療」
目次らしきタイトルがズラリ。まずまず納得の選び方かも知れない。
挿し絵が大きな鳥。

言いたい気分はわかる。


ここで私の「たたかうおばあちゃん」の説明をしておかねば。
介護職員にきかれたのだ。
「ばあちゃんは何とたたかっているの?」
「もちろん、草よ!草、引かんと、草、絶えへん!」と言いながら、来る日も来る日も畑に通っていたやんか。
ほんとは草が絶えてはいけない。野菜を植えた畝や畝と畝の間の谷は引いても、周囲や、土手などは草を引くのではなく、地上部を刈り取る。草の根が地面が崩れるのを防いでいる。世の中には要らない物は無い。

次に、ばあちゃんの動き方が、見ていると「たたかう!」という感じがあふれている。相手は知らない。

私のブログ「たたかうおばあちゃん」を読んでくださった恩師が「あなたはたたかうおばあちゃんを守るためにたたかっているのですね」と書いてくださった。自分では気づかなかったことで、ありがたいことだった。

「家族よ、ボケと闘うな!」
そうかも知れないが、医者と闘わねばならなくなるのは、困るなぁ。介護職員とうまくやるのに、どれだけのエネルギーがいることか!