畦ぬり
昨日畦寄せをしたところを今日は畦塗りをする。
こちら、雨が欲しかった。5月なのに「台風6号」とやらで、午後から雨の予報だった。
田んぼに着いたら、ポツポツと降り出した。田んぼに水の輪が広がる。9時20分だった。
カッパを着て畦ぬり中。昨日、この鋤簾という鍬の親分で畦に土を寄せておいたのが、適当に固まったので、鍬で堤防を作る。
畦寄せと畦塗りはけっこう重労働で時間もかかる。
先日の「湯」の共同作業の時も「うちはポリのなみ板を張っている」「誰それさんは畦塗り機を買った」とあれこれ・・・。
畦塗り機はトラクターのアタッチメントで80万円ぐらいする。田んぼに水が無くてもできて、見に行くと巨大な堤防が出来上がっている。しかし、80万円は高い。うちのような小さな曲がりくねった田んぼには不釣り合いだ。
なみ板は金属ではないので、そそっかしくて乱暴な私は、草刈り機の刃で刈ってしまう。使っている人もまに板を入れただけで、根っこに土を寄せていなければ、水漏れがする。
結局、けちけちとちまちまと、畔を塗っているのだ。手をかければすむこと。
雨でもムクドリやツバメやカエルは休まない。
小さい田なので、畦塗りは1時間で終わる。