弟たちの還暦祝い

 昨夜は弟(三男)と妹の夫の還暦祝で、有馬グランドホテルに行った。
 赤いちゃんちゃんこと帽子をかぶって記念撮影。弟の子供夫妻と孫たちも来ている。
 宴さなかに、弟(次男)に孫から電話がかかってきた。「じいじ、誕生日おめでとう!」と言う。
 うちの夫も「70歳や!」と言うと「古希ですね」と言って紫のちゃんちゃんとこ帽子を貸してくださった。70歳って紫なのね。
 「5月にやりたい」と言われ、もう決まっていたので、農繁期になる前にさっさと用意をした。
 孫は幼稚園児と2歳なので、巾着を縫って中におもちゃを入れた。カフェで障害者施設の人達が作ったミニ財布をみつけたので買ってきた。夫がこれに500円玉を入れて二人の孫に渡し、「これ持っておっちゃんとこ、回っておいで」と言うと、幼稚園児がおっちゃんにビールをつぎに来る。おっちゃんが「ありがと。財布、持って来い」と言うと、くるっと回れ右、走って席に帰り、持って走って来る。お金をもらうと「ありがと」と言うが、ほかのおじちゃんが100円玉を重ねてやると、ニコニコ!500円玉一つだと普通の顔!コインの金額がまだわかってない。あはは。
 今朝はその子が、みんなに「おはよう」と言うなり、ご飯に集中。2歳が「じいじ、昨日、赤い服、かわいかったよ!」と、赤いちゃんちゃんこと帽子のこと。ありゃ、絶妙のお言葉!そのうち、障子を開けようとして母親に止められて大泣き。4歳は黙々と食べながら「赤ちゃんだから、いいのよ」とはまた、姉はすごいですなあ。
 という訳で面白い姉妹だった。
 農繁期だからと言って先に帰ってきたが、今度の妹たちの還暦祝いをまた有馬でやるのなら、1カ月後にしてもらって「畑の学校」に呼んであげよう。じゃがいもや大根や人参、夏野菜も作ってあるはずだ。かぼちゃゴロゴロ、薩摩芋のつるフサフサ、里芋も大きな葉を伸ばしているだろう。