「ヒマラヤ杉」

 今日は婦人会の社会見学で京都に来ている。カンコウバスは名神をスイスイ走り、わりに早くに京都に着いた。市中は「市バスと鉄道地図」を見ながら行く。京都はわかりやすい。
 まず「無農薬野菜」の見学に行った。
 すぐ後ろに山は見えるのに、とんだ「まちなか」だった。民家や集合住宅に囲まれて、田んぼとか、ビニールハウスとかがある。ビニールハウスは天井が高い。冬はゆっくり温まるそうだ。
 ハウスには、賀茂ナス、とうがらし、トマトが植えられていた。それは歩道に面して直売場を作って売っていた。看板娘は94歳のおばあちゃんだった。トマトを買ってきた。
 次にそこの野菜を使っているレストランに行った。美味しかった。でも名前は書かない。
 次に京都府立植物園にやってきた。
 70歳以上は入園料無料なのだ。該当者は証明証をお持ちください。婦人会には少なからず該当者がいらっしゃる。
 この植物園には一度来たことがある。ボランティアガイドの方がいらっしゃるので、ホームページを調べて申し込んでおくといい。
 ここは大正6年(1917年)着工、1924年1月1日、大典記念京都植物園として開園された。戦中戦後の大変な時代を経て、1961年再開園してこんにちに至る。
 まず、目に入るのが大きな木だ。葉が似ているので「もしや?」と思い、根元の名札を見ると「ヒマラヤ杉」!!!大きい!
 うちの畑のヒマラヤ杉は中国道ができたころにじいちゃんが植えた。まっすぐ伸びているのを、てっぺんを止めたら、枝がまた上を向いて、三角形に伸びている。
 ここのヒマラヤ杉は途中から枝分かれしている。
「樹齢200年ぐらい」とガイドさんがおっしゃった。「ヒマラヤ杉は松の仲間です。これが松ぼっくりです。薔薇の花の形をしています。」なんと、うちの松ぼっくりと同じ物を帽子につけておられた。