コピーやさん

 朝から新米を買いに来てくれたひとたちに平核無柿の焼酎渋抜きをあげて、今年はもう終わりだ。
 まだ木にはたくさん実が残っているが、手が届かないし、前に持ち主が大胆に枝を切ったため、新しい枝が太くて、私の手に負えない。無理に引きちぎると、高枝切り鋏が壊れる。
 もうやめた。あきらめは早い。
 コピーやさんに来た。薩摩芋の太くて短い、菊のようなのをプレゼントした。