「わらじ医者京日記」

「わらじ医者京日記 ボケを看つめて」早川一光著 ミネルヴァ書房 1979年

 「こんな人がぼける」

 「こんな人がボケない」

 「ボケない方法」

 「ボケさせない方法」

 「上手なボケの看方」

 「上手なボケ方」

 ホケに憑かれて  あとがきにかえて

 「ざしきろう」の話から始まる。そうだった。昔、ボケたじいちゃん、ばあちゃんは座敷牢に入れられた。ちょっと目を放すとどこかへ行ってしまうんだもん、入れとかなしゃあない。そんな時代だった。挿絵がなかなか良い。京ことばも優しい。是非、読んでほしい。