竹の子

 今日は友達が来た。娘むこと孫娘というお供を連れて...
 大根、ネギ、ほうれん草、小松菜、菊菜などを採ってから、竹の子を掘りに行った。友達は「孫に、竹の子って地面からニョキッて生えているところを見せてやりたい」と言う。「竹の子は地下茎から、一番・二番・三番・・と順番待ちをしていて、一番目の小さい小さいやつを掘ると次々に出てくるのよ」という話をした。NHKの「ご近所の底力」で「竹薮を放置するとどんどん増えて、周辺の住宅地や畑に侵入していく。それをどうやって止めるか」をしていた。「竹薮の端から5mのところに、ビニール波板を埋めて地下茎の伸びを止める」「番傘をさして通れる程度に竹を間引く」「『竹で遊ぼう』というイベントで人を集めて切ってもらう。切った竹を使って道具や遊具を作って楽しもう」
 うちの薮は、番傘をさして通れるどころか、もっと過密だ。竹の子ならぬ、竹の親になりかけのも、掘ってもらった。お客様、歓迎。
 例年「猫の手、貸して」と言って、掘った竹の子を配ってもらっていたが、今年は忙しさと竹の子の生えるタイミングが合わず「竹の子、食べる?」「今日、買ってきた」という感じで、猫の手がみつからない。生活にゆとりがないと、あかんなぁ。