「そして、遺されたもの  哀悼 尼崎脱線事故」

 「週刊文春」徒区別取材班 2005年 文藝春秋
 しばらく本屋さんに行っていないと、落ち着かない。ぱーっと見て、列車事故のコーナーにたどりついた。
 これは、「14人の遺族の証言と遺品、思い出の写真で綴る涙の追悼集」とある。
 この中には、知人もいるので、買ってきた。
 事件や事故の被害者の家族が出版されたら、買うことがある。買えば、印税とやらが、遺族に入るかな、と思うから。つらくて読めないものは、買ったまま、本棚でじっとしている。