萱野さんのレザークラフト展 「トークゆうゆう」

 今日は、萱野さんの展覧会を見に行った。夫が三田方面には詳しいので、電話で「トークゆうゆう」の場所を尋ねたら、すぐにわかった。本町商店街をどんどん行って、出口に近いあたりだ。
 古い民家を借りてやっているようだ。天井が古くて、おもしろい。脳卒中とかの病気で、失語症になった人たちの作業所だ。「とーく」はおしゃべりとか、語らいという意味だ。「ゆうゆう」は「悠々」か「友友」か「優」か...訊けばよかった。
 玄関ホールは喫茶店だ。黒豆コーヒー、なんてあるのが、丹波や三田の特徴だ。飲んだことはないが、黒豆茶や黒豆甘納豆はなかなかおいしい。
 奥が作業場らしい。水彩画を描いて、それを絵葉書にして販売している。やきものもしているそうだ。案内してもらうと、土をねったもの、湯のみの作りかけ、乾かしている最中の小さい動物の置物などがあった。また「窯」をすえつける予定の部屋もあった。
 萱野さんの革製品は、作品集のミニアルバム、バッグ、額だった。風景画だが、色が優しかった。今度、出会ったら「見たよ」と言おう。