「リクレーションのつどい」

 ちらしをもらったので、行ってみた。公民館に障がい者の施設の人が集まっている。その施設には、私の教え子がいる。中学を出てから、そこで暮らし、仕事に行ったりしている。久しぶりに会ったが、元気でいてくれたので、嬉しかった。
 一般の人の参加は少ないようだった。
 皆で歌を歌っていた。指導をされているのは、ボランティアのかたで、その施設に定期的に来てくださっているのだそうだ。学校の先生を定年退職なさったので、そういう活動をされているのだ。お孫さんも一緒に来ていた。ちいさいころから、おじいちゃんと一緒にボランティアをしていると、きっと続けてくれるだろうと思う。世の中に、こんなすてきな人が増えるといいな。
 次は踊りだった。大阪の親子のグループで「よさこい踊り」だった。踊りは激しい。後ろに小さい子が5人いて、一生懸命踊っている。かわいかった。2曲見せてもらって、最後の1曲は、教えてもらいながら、皆で踊った。踊りや歌の好きな子は、とても楽しそうにやっていた。難しかった〜!私は、苦手なんだ。
 私が教え子と話していると、その友達がやってきて「お姉さんを思い出した」と涙ぐんでいた。自分も身内の人が来て欲しかったのだろうな。