「さくら会」の夏祭り

 今日はさくら会の夏祭りだった。案内状には「やきそば・たこやきなど...家に眠っている品物をお持ちください。ゲームの景品にします」と書いてあった。
 野菜がいいかな? なす、ピーマン、ゴーヤ、モロヘイヤ、そしてすいか! すいかは黄色の小玉すいかだ。あたりはずれはある。ばあちゃんが昔、言っていた。「朝の8時から9時の間に受粉させる。すいかがピンポン玉の大きさになったら、その日の日付の札を立てる。それから、大玉すいかは30日後、小玉は25日後になったら収穫できる。
 じいちゃんの時代は「すいかをたたいてみて、音がコンコンならまだ早い。ポンポンならとってもよい。ボンボンになると、熟れ過ぎ」は素人には難しい。いとこは「すいかの玉の巻きひげが枯れてきたら、取っても良い」が適当だろう。
 このすいかははずれか?知らん。
 弁慶草の花束を10数個。これはすべて輪投げの景品になった。人気は花束だった。紹介するとき、ゴーヤを角(つの)にして「わっ」とやってあげた。
 さて、話が前後するが、私が着いたときは、会場の前の調理室で準備中だった。たこやきも焼鳥もおにぎりも冷凍だった。とけないよ。解凍時間を予定に入れなきゃ。
 参加者はやたら、多数! 「さくら会」は「介護している家族の会」だが、こんなイベントのときは、介護されている本人やプロの介護スタッフも来るからだ。社協のえらいさんやらも来てくれるし...ね。
 仲良し夫妻が4組、親娘が2組。ヘルパーさんと利用者という組、ま、いろいろいた。グループホームの団体が2組も来て、一組には利用者10人とスタッフが5人という手厚さ。すごいね。
 食べ物はあっというまに、なくなった。あとから、お菓子とすいかが出た。すいかは糖度13というから、とても甘くておいしかった。
 まるちゃんとしずこさんとサテちゃんの漫才があった。しずこさんは「あおげばとうとし〜」と2度も熱唱してくれて、良い声に皆が聞きほれた。「しずこさんの昔話」もおもしろかった。
 ミュージックセラピーをしているチームが来て、歌ったり、スカーフを持ってする体操を教えてくださった。鳴子を持って盆踊りもした。
 太鼓チーム8人が来て、おなかにひびく演奏を聞かせてくださった。暑い、熱い祭りだった。