昨日一日、畑にいて、今日は畑には行きたくない日だ。朝起きてから「上に参るんやろ?」と言う。「参る」とはお寺か神社のように思っていて、ずっと前に言っていた表現だ。新聞を見せて「日曜日は休み」と言ったら、納得したようだが、記憶できないので、いつまでも「デイのお迎え」の車を待っている。
 私も畑に行く用意ができたので「行くよ」と言うと、デイに行くつもりでついてきた。
 畑に上がる道の途中に早生栗が落ちていても無関心。「待っとって」と言うと、ただぼーっとくりを拾う私を見ている。食いしんぼ、なのにね!