「旅は最高のリハビリ」とまるちゃんが言う

 昼はばあちゃんがいない間に仕事をして、ばあちゃんがいるときは監視(いや、見守り)して、連れて帰ってご飯・お風呂で寝かせてから、書くから進まないのも当たり前。どこかへ出かける暇もなく、畑に来てくれる人としゃべるか、さくらちゃんに電話して、しょうもない話をし..(いや、ありがたいお言葉をいただく)
 まるちゃんが言う。「旅は最高のリハビリよ。車椅子のお父さんたちも、グループホームのばあちゃんたちも、帰ってきたとき、いい顔してたでしょ。」ふ〜ん、そうなの。ばあちゃんたちが、何か、気のきいたこと言って、喜びを表すようにも思えないけどなぁ。「珍しいものを見たい、おいしいものを食べたい、そういう興味があって、心が動くのよ。リハビリも、リハビリのためのリハビリじゃ、しょうがないのよ。それでは心が動かない。体も動かない」なるほど、心が動くのか...
 またまた「来年は函館がいいなぁ」なんて、「北海道は10年かけてきてもらわないと...」なんて決めて、どうするのよ? つよしさん母さんも「え〜っ」と言いながら「とりあえず、来年も来れるようにがんばろ」と言うと「そうね、来年ね」と言ってたわ。「なんで北海道?」「みどころがたくさんあるから、ね」「旅に来た〜っと言う気がするよね、確かに。それより、何より、側さんと高橋さんと小林ドライバーがいるから!!!」