丹波の黒豆とり

 今日は丹波篠山の同級生の家に、黒豆をとりに行った。同級生が11人、夫同伴が3組なので夫たち3人、あるじ夫妻、その娘さん、その友達姉妹。 う!にぎやかの極み!
 まず乾杯、ついで「黒豆の会」会長夫妻が準備してくれた焼肉を食べる。肉、鳥、ほたて貝、さんま、野菜もいろいろ。焼き役の女性軍、大奮闘。
 あるじは、ゆでた枝豆、黒豆ご飯、栗ご飯、丹波やまいものすったもの(とろろになる一歩手前)と短冊のあえものを出してくれる。持ち帰りように、栗ご飯、黒豆ご飯を炊いてくれていたし、お餅もついてくれた。丸め役は、私の夫、料理得意の男性、焼肉係ではなかった女性軍だ。白いお餅にあんこ餅、これもパックに入れて持ち帰り。また、さつまいもも、でかい!のをおみやげにくれた。それにしても、もうすごいもてなし。私も結構まめだが、もてなしは、畑で野菜とりのみで、料理はしない。
 畑に黒豆を取りに行く。夫は、昨日の夜になってから「こんな、雨の次の日は、畑に行っても何もできないし、黒豆取りについて行くかな?」と言い出して、くっついてきた。もちろん、最高齢で「ここに来ても長老か?」と言う。畑に着くと、皆が黒豆の木と格闘しているのに、一人で、田んぼのあっちの端に行っては、黒豆を触ってみたり、そっちの端に行っては「ええお天気で。大勢でおじゃましてすんません。立派な豆ですねぇ。さすが本場の丹波の黒豆!」と言っては「どうぞ、どうぞ、私は親戚です」と言われたりしている。まったく、何しに来たんや?「手伝って。このはさみで、豆の木を切って」と言って、やってもらった。「えっ?これはまた、大きなはさみやなぁ」と言う。うちの剪定はさみより、ずっと長い。「これは、長い分、力が要らない、楽やわ」と言っている。「こうやって、根元から切るのか。なるほど」と感心している。りっぱな木だ。よく実が入っている。私は持ち帰り用と友達に送る分を取った。
 とても楽しかった!今年で5回目だが、皆、病み付きになりつつある。豆の大きさ、おいしさ+あるじ夫妻のもてなしに感激!なのだ。