若い友人に教えてもらったとおり、花を咲いた枝、２本を切った。切ったあとには新しい芽が出た。枝の方は、１本を上下半分ずつに分けて挿し芽にした。その４本のうち、一番先に葉がポロッと落ちた枝の、元の葉のつけ根に新しい葉が出てきた。試しに引っこ抜いてみると、まだ根は出ていない。枝の切り口から水を吸って葉をつけたわけだ。そのうち、根が出るだろう。強い生命力に感心した。
赤いほたるぶくろも咲いた。ばあちゃんが田舎の法事でもらってきたものだ。「『これは花やから持って帰り』言うたった」と言って持ち帰った。名前は知らなかった。栗の花も、もりあがって咲いていたが、花も終わり、たれさがっている。
