「タオル、入れて...」

 ともかくご飯を食べさせ、寝かせてとなりの部屋でパソコンをする。戸の隙間からあかりがもれるので、入ってくる。「どないですか?」と言いながら、何かたずねたいようだが、日本語にならない。「おしっこ、行ってきます」とトイレに行ったが、帰ってきて「タオル、入れたら...」ん?あやしい。やっぱりパジャマズボンの前を押さえている。おしっこが出たのだ。
 おしっこといえば、先週、ステイから帰ったとき、紙パンツをはいていなかった。今日は着替えるときに私が見ていなかったので、畑に行くときに見ると、紙パンツが汚れていなかった。もうそのままで畑に行くと、帰ってから見たら、ぐしょぐしょだ。畑では、もう、パンツをおろしてしゃがんで用を足さないらしい。少し前までは、パンツをおろし、おしっこをしながら草を引いて、そのまま前進し、見たら「お尻丸出しばあちゃん」だったのが、嘘のようだ。今や「おしっこをする」kとを忘れたようだ。下降線は速い。