「マリー・アントワネット」

 大阪梅田芸術劇場で教え子がミュージカルに出ている。砂川直人。「マリー・アントワネット」だ。もう一人の教え子と一緒に行った。大阪駅で待ち合わせ、まだ早いので大丸のスカイギャラリーに上がってみる。景色を楽しみ、ギャラリーではたまたましていた「書道展」を見せていただき、ご飯を食べに行く。開店を待つ人の列は中高年のグループという感じ。
 ミュージカルはすごかった。どこに出ているのかわからない。幕間の休憩に一緒に行った彼女に聞きに行くと「最初は近衛兵。つぎは、民衆で、かまれて『痛い!』と言った人」そうだったのか〜。席がちょっと後ろだと顔まで見えない。似ている人がいたのだ。プログラムを買って「全員集合写真」を見ると真ん中に写っている。これでやっと舞台上の砂川君がみつけられた。あとは安心して見ていた。
 終わってから楽屋に行って「すごいなぁ」と言う。彼も昨日が初日で「無事に終わった」「今日もまだ夜の部がある。頑張るぞ」という興奮振りが伝わってくる。「頑張ってね!!!」と言って帰ってきた。「頑張らない」は介護の合言葉。こんな緊張する仕事の人には「頑張れ!」と励まさねばならない。
 帰り道、HEPに行ったら、なんと若い子だらけ!久々に若い子だらけに会う。朝は中高年だらけだったのに...いや、場所のせいだ。甘いものを食べ、デパートで美味しいものを買って帰る。
 夜は一人で、プログラムを見ながら余韻にひたり、我に返ったのはもう10時だ。充実。