「今をときめいて!」

 中田光彦著 雲母書房 1989年
 前に少し読んだときに早々と紹介文を書いたが、読めたらまた書きたくなった。18年も前の本だ。なにより、中田さんが若い!まだ独身で「おとしよりにモテモテ!」すてき。
おばけ屋敷」の白ぬりの顔などすごいよ。「老人介護の発想転換」では「ベッドで寝たきりにしない」でも起こしても「車椅子に座らせっきり」ではあかん。いろいろおもしろいことを考えて、やってみて、お年寄り達も「おもしろいじいちゃん・ばあちゃん」になっていくのがすごい。「個別対応」で「行きたいところへ」行くのも、ええなぁ。こんなやり方が、もう18年もいや、この本を書く前からあったのに、なんでいまだに、うちのばあちゃんのまわりに見当たらないんだ?それが不思議で不思議でしょうがない、というもの。