大工さん一家が来る

 子ども達が大きくなっているのにびっくりした。去年の秋に家の新築祝いに行ったときに会ったのとは、印象がずいぶん違うのだ。4月から2年生と6年生になるというだけで、子どもはぐっとしまってくるんだなあ。応接間の父親と母親の間にきちんと座り、神妙である。
 ばあちゃんが先に帰っていたので、一緒に喫茶「我夢」に行った。ばあちゃんは車に乗ると「帰る」気分になり、着いても「上に行くんとちゃいますか?」と言っていた。ななくさデイは「我夢」のすぐ上である。毎日のように車で通れば忘れない。あはは。
 中でも、そわそわ、座っても「お手ふき」の袋を破り「食べるんちゃいまっか?」「手を拭く」と教えても、その「拭く」の意味がわからない!実演しても真似できない。
「あかんわ。この前まで連れて来ても、おとなしく食べたのに、もう、あかんかな」で、ますます行動範囲が狭まる。