畳地の「台」

 弟が持ってきてくれた畳地の「台」は好評で、あちこちにあげたら「おりんの音がよく響く」と言う。「なんとも言えん、ええ音がするで〜」と言う人がいる。俳句の先生は「仏壇を買いかえな、あかんやん」これ、気にいった。さすが、先生は応答がおしゃれだ。大工の兄ちゃんは「ええなぁ〜。立杭焼きを作ってみたから飾るわ。嫁さんが喜ぶ」この子は何でも「嫁さんが喜ぶ」若い!ってええなぁ。
 弟に手紙を書くと、また送ってくれた。りんごの箱2つにきっちり並んで入れてある。うきうきして、またまた人にあげるから、自分の家のがなくなってしまう。あれれ。