苺まで引いてしまった!

 というふうに1日が終われば、言うこと無し!...そうはいくもんか。
 お二人を畑で見送ったのが3時。まだ早いので、草引きを続ける。私は苺の谷の草を引く。パオパオの幅が広いので、トンネルだけでなく、谷まで垂れ下がり、従って谷の草も温められて巨大化している。でも、土は柔らかいので引きやすい。
 ばあちゃんはねぎのトンネルを半分あげて、草を引いている。見に行くと、引いた草の中に苺の株が混じっている。苺までちぎってしまった。残り物の苺苗を植えて、黒ビニールでマルチしたが、ビニールが足りなくて、はしっこのねぎとの境目の6株ぐらいが、ビニール無しなのだ。ばあちゃんに草と苺の区別はつかない。この畝に行ったときにばあちゃんを移動させておくべきだった。私が悪い。いつもなら腹がたって、ばあちゃんにがみがみ叱るところを、今日は取材の余韻で「しゃあないか」と...がみがみ言わずにすんだ。うふふ。
 それと「黒ビニールに苺苗が出ている」状態だと「あ、これは植えてある」とわかったらしく、そこからは引いていなかった。進歩だ。2月にマルチしたばかりのときは、所々、穴から出した苺株を引きちぎっていたもの、ね。被害が6株でよかった。