猫の手

 「猫の手も借りたい」農繁期だ。
 同窓会通信を出す。「塩瀬中学校創立60周年記念式典。6月9日。記念講演はもと日大の箱根駅伝走者で、今は日清食品勤務の藤井周一さん」60周年か...早いもんだなぁ。50周年のときは私も実行委員を務めた。
 「ベターケア」を送る。
 まずは「猫の手」メール便。郵便より安い。取りに来てもらった。前に1回目に利用したときに登録したので、今日は送り状とシールを持ってきてくださった。シールは切手のようなものだが、通し番号がついていて、最初と最後で引き算をすれば出す部数がわかる。「猫の手は助かるかれど、なんでクロネコなの?」と集配のお兄さんに訊いてみると「お母さん猫が子供をくわえて運ぶように丁寧に扱うからです」と言う。あ、しまった。コマーシャルしてしまった。
 次は「猫の足」つまり、うちへ取りに来て配達に行く人。お礼に苺がついていったりする。
 梅がぎっしりなったのだ。「梅取り猫の手」も募集中...