ステイから帰宅「写真を見る」

 「ここで泊まるねんで」と言いながら家に入る。まずまずだ。でも、落ちつかない。
 近所のお母さんが小さい芋を取りに来る。ついでに「猫の手」になり、配りに行ってくれる。私より5歳上で、孫3人を含む大家族を引きつれ、お料理は手作りをモットーとし「ついでだから」と、散らし寿司・巻き寿司・おはぎ・団子...いろいろな物を作ってきてくれる。私はたまに「材料」をプレゼント...あはは、楽チン。
 お母さんにも「ベターケア」をさしあげた。近所で回覧してから大事に持っていてくれる。今日は巨大写真の「ばあちゃん紙芝居」を見せる。「ばあちゃん、これ、誰?」と訊くと「わたし」次も「わたし」すももちゃんが出てくると「知らん」お母さんはびっくりして「知らんの?」と訊くと「*+@?」である。日本語になっていない。次にばあちゃんと私のツーショットを出し、若い方をさして「これ、誰?」「わたし」「ほんま?これが、おばあちゃん?」と訊くと真面目に信じているらしい。年寄りの方は「知らん」あかんわ、やっぱり...
 時間をおいてまたやってみると、自分の顔をさされると「わたし」、娘の私は「下の人です。@*&」下の人って、何だろうね?目の前に私がいても、直視してないような...目の前の顔と写真を見比べて「同じ!」と判断するような力はないのだろう。しかたないので、お母さんと私で、笑った。笑った!ばあちゃんは怒るでもなく、笑うでもなく普通であった...あはは。