小島のぶ江さんの「苦楽の会」

 小島のぶ江さんが「アクティ大阪スカイギャラリー」で「苦楽の会」の作品展をしておられる。案内葉書をいただいたので、行ってきた。小島さんはいつも、溌溂として素敵だ。
 通りがかりの人が見に寄られたり、絵の好きな人が来られたが、お友達や親戚のような関係のお客さんがいなかったので、ゆっくり話ができた。「かぼちゃと筍は、それ自身に力があって、画材として魅力がある」と言われた。
 小島さんの新しい本は「画文集 ペコちゃん物語」である。サインして「まるちゃんとあなたの分」と言って、2冊もくださった。「まるちゃんによろしく。さくらちゃんにも行ってみたいわ」と言われた。これは「犬の好きな人がいろいろ書いた本」だそうで、かわいい、かわいい、表情の犬であふれている。どうしてこんなに生き生きした表情が描けるのだろう?うらやましいな。「下手」で売っている私には、うらやましい!の一言。
 次は「猫の本」を書く予定だそうだ。なのに「あなたのおばあちゃんもおもしろいから、書きたいわ」と言われる。ばあちゃんの写真も「巨大版」ではなく、普通版を持って行っていたので、見てもらった。私が出てくると「知りません!」と言うと、目を真ん丸くされて「まぁ!」忘れたんです...あはは。「話も聞きたい」と言われたので、ちょっと話すと、和紙で和綴じのノートを出してこられて、メモをなさる。字もすてき。ばあちゃんの子供のころから若いときの話をした。