俳句

 今日は「101回記念撮影」のはずだったのに、俳句の先生がお休みだ。友達はそれでも「撮れるときに撮ろう」と言いながらどんどん撮る。俳句の先生の代役はもう20年以上俳句をやっておられる先輩が務められる。
 題は「昼寝」
 母猿は子猿まきこみ昼寝中 (オランウータンだよ)
 まっ白の小さきクラゲの泳ぐ窓 (あざらし館だよ)
 白ひげの滝の白さは硫黄分
人数が少なく、時間がたっぷりあったので「一人ずつ、自分の句に対する想いを語ろう」になって、「とってもらえなかったのですが...」と言いながら発表する人が何人かおられた。不思議なもので、自分で「これが言いたい!」と必死になって作った句は選んでもらえないことがある。「五句できて最後の一句が足りない...」と言いながら道を歩いていて見た情景を詠んだのが選んでもらえて「えっ?」と思う。選んでもらえないのは、自分ひとりの個人的なものかも知れないし、それをわかってもらうのは、かなり工夫がいるのか、ふと思いついたのはあるいは、他の人も共感しやすい情景なのかも知れない。難しいことはわからない。