敬老会のご案内

 昨日、地域の社会福祉協議会から敬老会のご案内葉書が届いた。民生委員をしている夫の担当区域の一部である。(300軒のうちの250軒)それでもどさっとある。なぜか、私が配りに行く。「男がうろついていると不審者と間違われる」と夫が言う。「民生委員」の名札をつけて行けばいいやんか。じつは持っていない。
 よく会う人にはポストに入れて、初対面の人には呼び鈴を押し「こんにちは、民生委員です。敬老会のご案内です」と言う。顔だけ知っている人が出てこられるときもある。めったに会わない人には「市役所から敬老の日が近いので見に行ってきて、と言われました」と言うこともある。
 最初の家では若いお嫁さんが「こんなに、じいちゃん・ばあちゃん、いてはるんですか?」とびっくりするぐらいの束だったのが、住宅地のてっぺんに行くころにはずいぶん減った。
 途中でばあちゃんを知っている人に会うと「見てぇ。ベターケア、という介護情報誌にばあちゃん、のったのよ〜」「え〜、ばあちゃん、草引き?すごい」「今度はおむつはずし学会のパネラーするのよ」というわけで、ちゃっかり広報もするから、なかなか回れない。全部終わったら2時間半もかかっていて、家に着くとぐったりだ。